鳴沢不動
涼しさや
滝の鼓に
松の琴
長相軒 士行
境内に入ると、すぐ左手に この俳句碑があります。検索しても
ヒットしません。どんな人?
正面のお堂
瓦葺きを40年くらい前に銅板葺きに替えた。一枚?円の寄付が来た記憶が、
でも緑錆が出てないね??
お滝。
一番右は新しいものです。他の二体は以前からあり、中央は珍しい
鉄製。金仏様です。
此処にも清瀧弁天様が、今まで気づきませんでした。
興味がなきゃそんなもんよ。
こちらも水の神、お不動様とまるで夫婦のようです。
最強の水神に守られて、この水は大干ばつでも枯れることは無かった。
縁起が額装されていました。
さて、ここの水源は、森の中に忽然と湧き出る泉と聞きましたが
未だ行ったことありません。
昭和30年後半、水道を引く為、住民総出で泉を掘り、1日分の水を溜める
大きな池を作ったということです。
大雨降ると濁って、さらし粉入れるので、今度は白く泡立って。いたずらで
濁されたこともあるようですけど。
滝の奥は幅10m程の緩やかな河原、ここを登っていくと、
思いもよらず、大きな石碑(写真じゃ文字が読めない、碑面はもう忘れた)
更には
修験道の開祖。役の行者ですね~。蔵王権現?
驚き
当日気付きませんでしたが、蔓に覆われてもう一基お宮あるかなあ?
御嶽三神かなあ?水流の中心に石垣積んでこれらの神々が鎮座しておられます。
更に上る。第4水源と
しかし、まだ源流ではない。
更に登った所が、源流。先日の雪で杉が倒れて。
今はコンクリで覆われている。
3M*10M位
今では、水道当たり前で水をお大事に使おうなんてあまり思わないせいか
こういう貯水槽が3カ所。
第2と第3水源て何処だろう?
この辺りは、何カ所も伏流水が湧いてるようだ。消毒無しでも
飲用好適、なるほど、一応水道なので消毒してるそうだ。
この水源が、1000人の生活と、3/5くらいの水田を潤しているのだから
当に霊水。水汲みに来る人が絶えない。
子供の頃、不動さんの尊像見ると眼が潰れると大人に脅かされたっけ。
実は、ご本尊にまつわる弘法伝説があるようですが、眼が潰れるので
誰も話さないっし~。
大正時代には、この水を利用した発電所も作られた。
明るい農村の先駆けでした。小2の頃、山の方の家は、まだ電気点かないとか言ってたけど、からかわれてたか?
いづれ他の水源も探してみよう。
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