カテゴリー

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 三光坊墓 | トップページ | 自害久保 »

2016年2月25日 (木)

鳴沢不動

 涼しさや

   滝の鼓に

     松の琴

           長相軒 士行

62060099

境内に入ると、すぐ左手に この俳句碑があります。検索しても

ヒットしません。どんな人?

正面のお堂

62060101
瓦葺きを40年くらい前に銅板葺きに替えた。一枚?円の寄付が来た記憶が、

でも緑錆が出てないね??

お滝。

一番右は新しいものです。他の二体は以前からあり、中央は珍しい

鉄製。金仏様です。

62060105

62060106
62060104
此処にも清瀧弁天様が、今まで気づきませんでした。

興味がなきゃそんなもんよ。

こちらも水の神、お不動様とまるで夫婦のようです。

最強の水神に守られて、この水は大干ばつでも枯れることは無かった。

縁起が額装されていました。

62060102

62060103

さて、ここの水源は、森の中に忽然と湧き出る泉と聞きましたが

未だ行ったことありません。

昭和30年後半、水道を引く為、住民総出で泉を掘り、1日分の水を溜める

大きな池を作ったということです。

大雨降ると濁って、さらし粉入れるので、今度は白く泡立って。いたずらで

濁されたこともあるようですけど。

滝の奥は幅10m程の緩やかな河原、ここを登っていくと、

思いもよらず、大きな石碑(写真じゃ文字が読めない、碑面はもう忘れた)

62060111

更には

62060110

修験道の開祖。役の行者ですね~。蔵王権現?

驚き

62060107

当日気付きませんでしたが、蔓に覆われてもう一基お宮あるかなあ?

御嶽三神かなあ?水流の中心に石垣積んでこれらの神々が鎮座しておられます。

更に上る。第4水源と

62060108
しかし、まだ源流ではない。

62060109更に登った所が、源流。先日の雪で杉が倒れて。

今はコンクリで覆われている。

3M*10M位

今では、水道当たり前で水をお大事に使おうなんてあまり思わないせいか

こういう貯水槽が3カ所。

第2と第3水源て何処だろう?

この辺りは、何カ所も伏流水が湧いてるようだ。消毒無しでも

飲用好適、なるほど、一応水道なので消毒してるそうだ。

この水源が、1000人の生活と、3/5くらいの水田を潤しているのだから

当に霊水。水汲みに来る人が絶えない。

子供の頃、不動さんの尊像見ると眼が潰れると大人に脅かされたっけ。

実は、ご本尊にまつわる弘法伝説があるようですが、眼が潰れるので

誰も話さないっし~。

大正時代には、この水を利用した発電所も作られた。

明るい農村の先駆けでした。小2の頃、山の方の家は、まだ電気点かないとか言ってたけど、からかわれてたか?

いづれ他の水源も探してみよう。





 

« 三光坊墓 | トップページ | 自害久保 »

郷土史」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 鳴沢不動:

« 三光坊墓 | トップページ | 自害久保 »